自転車旅で読み解く本

2012-01-15

私は思うのだが、旅をするサイクリストは、その行為を通して、ただ1冊の厚い本を読み続けているような気がしてならない。われわれは、普段は好き勝手にあっちこっちへ思考をめぐらせて、余分な心配をしたり、しばしば誤った方向へ人生の駒を進めたりするものなのだが、本というものは必ず一定の方向を向いている。そしてどんなに気ままに見えても、旅というものも同じである。だから自転車旅は、終わることのない厚い1冊の本を、頭脳ではなく、身体と魂と全霊によって読んでいくことだと私は信じる。

[参考]
ホテルブライトンシティ大阪北浜 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad330669/

北九州市小倉南区のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/400000/NO_101815/

ハートンホテル京都 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad309656/

そして、実はその本は、どんなに違ったように見えようとも、本質的にただ1冊の同じ本なのである。この世界がひとつきりであると同じように。あなたがあなたの自転車旅で読み解く本と、私が読み解く本は同じである。しかし同じ本も人によって解釈が異なるように、多様性は損なわれないのだ。