いい水が欲しい

2011-09-09

いい空気が人を健康にし、家も健康にします。しかし、家の空気(温度、湿度、換気など)だけに注意を向けても、健康な生活は実現できません。私たちは空気とともに水と深い関わりを持ちながら生活をしています。つまり、健康な家をつくるにはいい水が不可欠となるのです。人間の体は体重の60%が水です。この水の補給は飲料水や食物から行います。悪い水を摂取すれば、体に影響を与えることはまちがいありません。最近、健康を害する物質による水道水の汚染が問題になっています。日本の「水道法」の第1条にはこんなことが書かれています。「この法律は、水道の設備及び管理を適正かつ合理的ならしめるとともに、水道を計画的に整備し、及び水道事業を保護育成することによって、清浄にして豊富低廉な水の供給を図り、もって公衆衛生の向上と生活環境の改善とに寄与することを目的とする」注目すべきはこの法律の文言の中の「清浄にして豊富低廉な水」です。最近は大都市をはじめとして、地方の中規模の都市でも「水がカビ臭い」とか「赤水が出た」という苦情が出ています。そして、発ガン物質が入っていることも明らかになっています。発ガン物質というものは、それを摂取したり触れたりしても必ずガンになるというものではありません。特定の発ガン物質を長い間摂取し続けたとしても、ガンになる人もいればならない人もいます。問題なのは有害物質が1つだけではなく、さまざまな物質が水道水に含まれているということなのです。化学物質は2つ以上組み合わされることにより、まったく別の物質になることもあります。また2つ以上が組み合わされると、1つだけのときよりさらに強い毒性を持つ場合もあるのです。