外面的な若返り〜シワ取り手術から脂肪吸引まで

2011-02-21

最近、美容整形がマスコミでも多く取り上げられるようになりました。とくに若い人たちのあいだでは、それほど抵抗なく受け入れられ始めているように感じます。しかし一方では、人工的な手段によって見せかけの若さを手に入れるのは自然の摂理に反している、という人がいます。邪悪な医術であるとは言わないまでも、強い拒絶を示す人がまだ多いのも事実です。自分はそんな見てくれの若返り術などやすやすと取り入れるような種類の人間ではない、という思いがあるのでしょう。では、自然のままでいることが良いのでしょうか。シワが刻まれ、体力も視力も黒髪も失われていくのは、「もう年だから仕方ない」と、自分に言い聞かせられますか?「先生はどう思っているのですか」とたずねられたことがあります。それにはこう答えました。「私は今年で六六歳になりますが、若さはほしいと思います。といっても、二〇代のままでいたいということではありません。手足は丈夫でいたいですし、顔がたるんできてシワだらけになるのは正直言っていやです」「でも、年をとれば、老人特有のシミだってでてきますよ」そういって質問の主は追い打ちをかけてきました。そこで、フンミは取りたいですね。年をとったらシミができなければいけないという理由は、どこにもないはずです」と答えました。極言すれば、シミやシワ、たるみが生じるという自然のままが良いのだったら、私達美容外科医はシワつくりの研究に励みます。しかし、自然のままが必ずしも美しい、良いことであるとは必ずしもいえないからこそ、人間の力で若さを取旦戻す術を施すわけです。美容外科医としてわたしは自然をいじることにたいして自負を持って三十数年間取り組んできました。毎日患者さんと向き合いながら、若さを取り戻すお手伝いができることを、大きな喜びとして受け止めています。

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