年功序列でまったくダメだった人が、成果主義を取り入れたら急に元気になったとか、年功序列で先頭を走っていた人が、成果主義でビリに落ちた……という話は、ほとんど聞いたことがありません。そもそも制度が劇的に変わっている例が少ないのも事実ですが、それより重要なことは、「できる人」は常にできる位置にいて、「できない人」も常にそれなりの位置にいる、ということではないでしょうか。概ね人を評価する立場にいる「できる人」は、さまざまな不満を抱えてはいても、自分の力ではどうにもできない環境への処し方を知っています。
日本創造教育研究所
日本創造教育研究所の口コミ集〜日創研のレビュー
http://www.demeures.info/
どうにもできないことに気を煩わせず、新しい環境を土台にして何かできるかを考えていきます。だから信賞必罰が明確になると、そのメリットを意識して行動ができるのです。ところが、「できない人」の場合は、これがなかなかできません。信賞必罰の罰のほうに目が行き、どこかに必ずあるに決まっている不公平さや、できない理由をあげつらうのです。年功序列の時代には、自分よりも働かない「できない上司」を槍玉に上げ、成果主義が鮮明になると、評価の不透明さや会社の強引な手法などに非難を浴びせるといったようです。環境適応できる人、できない人環境適応力というのは、生命力の源だと私は思っています。地球環境の変化に適応してきた生物だけが生き残り、今日の地球に存在しているのですから。これは相当に汚れた人間社会という狭い枠にも、基本的に当てはまることだと思います。「できる人」は適応力が高いから「できる人」なのです。