注目されるのは、パソコンや携帯電話の普及による、インターネットを利用したオンライン・ショッピングの急速な増加である。すでに市場規模は一兆円を超えたと推計されており(野村総合研究所の調査)、ブロードバンドーユーザーの増加、携帯電話のウェブコンテンツ利用の普及、インターネット利用経験の蓄積を受けて、今後さらに成長が加速されそうだ。楽天、ヤフーに代表されるネット上の仮想商店街(モール)が登場し、ユーザーを増やすとともに出店社も増やしている面も大きい。すでに楽天市場には一万五〇〇〇店舗もの出店がある。ヤフーショッピングもそれを追い上げている。またゾゾタウンのようなファッション販売のモールも登場し、有力ファッション小売業の出店に拍車をかけている。モバイル通販の普及も通販市場のすそ野を拡大しており、ゼイヴェルのようにファッションイベントを開催して、会場から即座に携帯電話で注文できるような新手のシステムも登場している。