これからの時代、年功序列の人事が改められ、能力主義の人事の色彩が強くなっていくことは確実だ。そのとき企業が求めるのは、学歴ではなく有能性だといっていい。いろいろな企業の面接に立ち会ってみると、この有能性が、四つのHにまとめられることがわかる。「HEAD」「HAND」「HEART」「HEALTH」の四つで、私はこれを、「4H能力」と呼んでいる。・HEAD=頭(知力・専門知識)知力とは学業成績ではなくいわば知能で、創造力や問題解決能力(=対応力)、機転となって表れる。加えて、自分の専門職種のトータルな知識をいかに備えているかが重要だ。・HAND=手(技術力・腕前)コピーライターは、作品がそのまま技術の優劣になる。オペレーターはその正確さと速度、セールスマンはそのテクニック。要するに「何ができるか」「どれだけ腕があるか」だ。・HEART=心(気力・人間性)気力、つまり根性とやる気だ。これがないと知力も技術も生かされない。それに人柄。人間として魅力に乏しい人は、適応力も、他人をリードする力もない。・HEALTH=健康(体力・活動性)「健全なる精神は健全なる身体に宿る」のことわざもある。印象が弱々しいとか、顔色が悪い、あから顔で血圧が高そうだといった人は敬遠されがちだ。健康がすべての人間の能力の土台で、これが活動力行動力を生む源泉ともなっていく。
[参考]
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