画用紙に水をつける実験をしてコットンでつけた場合の方が手でつけるよりもムラがないことを見せ、「だから、化粧水もコットンで」と言っている人がいるのを見て仰天したことがある。画用紙と皮膚のどこが同じなのだろう。画用紙に水をたらせばすぐ吸い込むが、皮膚に水をかけるとまず水滴になり、しみこむには時間がかかる。だから、画用紙はムラになりやすいが、皮膚では水滴をのばすことができるのでムラにはならない。それにしても、画用紙で皮膚の実験ができるなら、実験用マウスに迷惑をかけることもないし、皮膚科の研究もずいぶんコストが下がるが、残念ながら画用紙で行った実験では、学会発表はできない。
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