「自然素材」との思いがけない出会い

2011-03-05

きっかけは、いつも思いがけなくやってきます。ある数年間、私は次から次へと続く災難に心も体も疲れ果てていました。食欲もなく、夜も寝つけなくなっていた折、私の状況を知った知人が自宅で採れたハープを送ってくれました。説明書きのメモを頼りに、ハープを浮かべたお風呂で半身浴をしたりフェイシヤルスチームをしたり、ハーブティーを飲んでのんびり過ごしたりしたその日の午後、久しぶりにぐっすり昼寝ができました。このことは、今思えばその後の私の「アロマ」というライフワークの始まりだったのかもしれません。それからしばらくして、熊井明子先生のポプリ講師養成講座を受講することになり、毎月のレポートを提出するために香りの歴史や植物に関する調べ物をするうちに、私の中の。探究心が刺激され、自然の不思議さに心惹かれ、天然桁油のパワーに興味を持つようになったのです。そしていつしか、自然の恵みや何気ない日々の風景に喜びを見出し、慰められていることに気づきました。知らず知らずのうちに、癒されていたのです。やがて、化学繊維にかぶれたり市販のシャンプーや化粧目川で肌にトラブルが起きたりするのは、私か特異体質だからではないのだということ、天然素材でさまざまなものがまかなえるのだということを知りました。そして、蜜ろうで上質なハンドクリームやリップクリームが作れること、カカオバターは美味しそうな香りも楽しく、体温の温もりで溶ける保護クリームになること、シアバターはアフリカの地で採れ、現地の強い目差しや乾燥から肌を守り、サンケアクリームの素材となること、また、米ぬかや小豆、きな粉や小麦粉がスキンケアに大活躍することも知り、すっかり私の暮らしになじみました。植物というのは、本当に億くべき能力を持っていて、その成分を抽出した拓油は体や心にさまざまな効果をもたらすものなのだと知ったことで、次から次へと自分に合うもの、好きなものを作る喜びに浸るようになりました。思えば、心も体もつらい日々があったからこそ、今の私かあるのかもしれません。楽しみながら安全と心地よさを探求する日々は、まだまだ続きそうです。

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