同社の文化活動は、1986年のグラフィックデザインに特化したギャラリー、「ギンザーグラフィックーギャラリー」の銀座開設からスタートした。当時は、グラフィックデザインが今ほど一般的ではなかったが、質の高い企業広告やポスター、新しいタイポグラフィ(書体デザイン)、洗練されたエディトリアルデザイン、親しみやすいパッケージデザインなど、生活を取り巻くグラフィックデザインの分野にスポットを当てたこのギャラリーは開設当初から話題になった。1991年には、関西の文化活動の拠点として大阪・堂島に同趣旨の「dddギャラリー」を開設(2007年に難波に移転)している。両ギャラリーは、Iか月にI度、定期展を行っているが、そのなかには東京アートディレクターズクラブや東京タイポディレクターズクラブの展覧会も開催されており、今ではグラフィックデザインの分野では世界的にも有名なギャラリーになっている。また、両ギャラリーは作品の展示のほか、現在ではデザイナーの交流の場や美術学校生の勉強の場としても利用されるほか、当初の設立の目的だった印刷とデザインのかかわりを一般に広く紹介する場としても活勤している。1995年には福島・郡山に美術館、「CCGA現代グラフィックアートセンター」を開設。アメリカ現代版画工房のトップクラスの刷り師、ケネス・フィックデザインgggBooKs」は92年より発行され続けており、著名なグラフィックデザイナーの作品をカラーで紹介する叢書など、独特の出版事業を展開している。
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