試験は大学入試に匹敵するほど難しい

2011-08-08

彼女は、某個別指導塾に来るまでに別の個別指導塾に通っていました。しかし「君の学校はこんなに難しい問題をやっているの?この点数では進級は難しいな」というだけで、親身な指導は受けられず、やめたそうです。実際、彼女の学校の試験は大学入試に匹敵するほど難しいものでした。そこで私が気をつけたことは、自信をいかに取り戻させるかということです。自分はできるんだという意識を持たせるためにいちばんの近道である演習中心の授業をすることにしました。しかし、学校の教科書と付属のワークだけでは到底足りません。毎回の授業ではほとんど手づくりのプリントで演習をしました。過去の定期試験をいっしょに分析し、傾向を踏まえたうえで演習を毎回繰り返しました。また、なぜ演習を繰り返すのか。この意識を共有するために、いつも彼女に話していました。「私が言ったことをあなたはきちんと理解できるんだから、あとは、苦しくても私といっしょにひたすら問題を解き続けることよ」試験直前には、私がつくつた模擬試験をしました。間違えた箇所は、手づくりのプリントで繰り返し演習しました。試験から数日後、教室へ私宛の電話が入りました。「ついに古典の点数が六〇点を超えたよ。これで進級できる!」彼女の声は上ずっていました。よく聞くと、そのときの試験はいつもより難しく、クラスの平均点は六〇点未満だったそうです。「高校に上かってから古典でクラスの平均点以上得点できたのは初めてなの。先生、本当にありがとう!」さらに数日後、娘の快挙を喜んだお母様が本部のお客様相談室にサンクス電話をかけてきたのです。その報告が冒頭のファックスです。二人が演習に次ぐ演習で駆け抜けた話を聞くと、演習中心の授業で「やればできる」という意識を持つことがいかに大切であるかをあらためて痛感します。「わかる」から「できる」へ。一人でも多くの生徒が、体の隅々まで感じ取ってほしいと願っています。
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