MBAコースへの入学は、留学生の場合、各大学ともTOEFLの成績のほか、GMATの成績、そして英文のエッセイなどで判断されます。留学生を対象としたTOEFLは少しがんばって勉強すれば点数が取れるのですが(といっても最初は思っていたより点数が低くて焦りました)、アメリカ人とまったく同じ試験であるGMATは、外国人にとってはかなり難しいテストです。がんばって勉強しても、なかなか点数が上がりません。GMATは数学の問題に加え、英語はリーディング、文法問題、クリティカル・リーズニングの3つで構成されていました。数学は高校1年レベルなので日本人はそれほど苦労しませんが、大変なのはリーディング。長文が3問出題されるのですが、これが非常に長い文章で、ネイティブなら3つ読めても、日本人はリーディング力がかなりある人でも2問が限度。しかも、クリティカル・リーズニングという論理的思考力を問われる問題でも、そう簡単に点数は取れません。というわけで、日本人が少しでもGMATで高い点数を取るためには、文法問題で確実に点を稼がないといけないのですが、これも非常に細かい問題なのです。私はわざわざMBAコース向けの予備校に通ってGMATの勉強をしましたが、そのクラスには、東大から有名企業に就職したようなかなり優秀な方々も通っていました。MBAコースを目指す日本人はみんな、GMATで手こずっていたのです。